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人間と象徴(メルマガ24号)
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学
 

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サルでも分かるビジネス書andビジネスモデル(第24号)

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今年に入ってから、製造業の落ち込みが非常に激しい状況ですね。

 

自動車メーカーも昨年対比で−40〜50%も生産を落としているという話を良く聞きます。

 

工場の休業日を2日から3日、4日と増やしている会社もあり、100年に1度の大不況は伊達じゃないなと変な関心をしている今日この頃です。

 

止まない雨は無いとは言いますが、3月の本決算で倒産する会社が今まで以上に増えると思いますし、雨が止むまでどれだけの会社が生き残れるのでしょうか?

 

早く、晴れた青空を見たいものですね。


(序文)

みなさんはこんな経験はありませんか?

 

鼻歌を歌ってた曲と同じ局が偶然ラジオから流れてきたり、急に飲みに行きたくなって友達を誘おうと思っていたら誘う前に友達の方から飲みに誘われたりなどなど。

 

偶然と言ってしまえば偶然で片付けられてしまう話ですが、実はただの偶然ではないとしたら?・・・

 

誰しもが感じたことのある不思議な偶然を今回は掘り下げていきましょう。

 

〔哲学書紹介〕

書籍:人間と象徴

著者:カール・グスタフ・ユング

著者紹介:スイスの心理学者、精神分析者。

フロイトとともに精神分析の発展に大きく貢献した著名人。

 

 

■概要

人の心は例えるならば氷山の一角のようなもの。

 

普段自覚している意識は、海の上に出ている、ごく1部に過ぎずその下には膨大な無意識が存在している。

 

ユングはその無意識よりも深い無意識を探った。

 

その結果ひとつの結論に至った。

 

それは人間は深いところで、繋がっているという考えだ。

 

 

■無意識の世界

『もっとも深い層は、人がもはやひとりひとり独立した個人ではなくなる層であって、そこでは人間の心の領域が拡大され、人類の心の領域に統合される。』

 

いま一つ何を言っているか分からないと思うので、お茶に例えてご説明します。

 

ではまず、コンビニにいってペットボトル入りのお茶を全部買ってみよう。

 

緑茶、ウーロン茶、紅茶・・・と、何十種類のお茶が売っています。

 

ところが、これらの数十種類のお茶。一見全部違うもののように見えるが、さかのぼれば原材料は同じ茶葉であり、さらにさかのぼればすべてツバキ科の茶の樹の葉に行き着く。

 

つまり、どんなペットボトルのお茶も、元を辿れば同じお茶の樹に統合されるのです。

 

同様に人間の無意識も浅いところで個人個人異なるが、

 

『さらに深い場所では、人類に共通するひとつの無意識がある。』

 

とユングはそう考えたのである。

 

そして、この人類共通の無意識を、集合的無意識と名づけ、人間の心はみな深いところで繋がっていると説いたのである。

 

 

■集合的無意識

ユングは人類すべてに共通するこの集合的無意識を、ある分裂症患者の妄想から考え付いたと言う。

 

彼は空を見上げながらこう言った。

 

『太陽のペニスが左右に動いて見える。そこから風が生まれる。』

 

この話を聞いてユングは驚いた。患者の妄想が古代の祈祷書にあるものと同じだったのである。

 

不思議に思ったユングは、世界中の神話や昔話を調べたところ、接点があるはずもないのにそこに共通のイメージがあることを発見する。

 

そしてユングは、

 

この人間に共通するイメージを元型と呼んだ。

 

こん元型の代表的なもののひとつがグレートマザーです。

 

その名の通り母親の事で、そのイメージは優しいイメージと怖いイメージの二つの側面がある。

 

例を挙げると、聖母マリアや観音菩薩、グリム童話の魔女に日本昔話の山姥などがある。

 

このように、グレートマザーを含めた、こうした元型は、人類すべての心をつなげる集合無意識があるからこそ生まれる、そうユングは考えたのです。

 

 

■シンクロニシティ

序文でも少し述べましたが、こんな経験が誰しもあると思います。

 

電話をかけようと思って、電話器に手を伸ばしたとたん、かけようと思っていた相手から電話がかかってきてビックリした。

 

このような偶然をユングは

 

『世の中の大抵のことには原因があって、結果がある。』

 

例えば先ほどの電話の場合、ただ電話しようと思っていたときに電話がかかってきた場合、電話をしようと思ったことと、電話がかかってきたことには何の関係もない。

 

しかし、このような原因不明の不一致こそが、ユングのシンクロニシティである。

 

このシンクロニシティは何も人間だけに共通するものではない。

 

エジプトのピラミッドと日本の古墳。

 

タイタニック号とタイタン号。

タイタニック号の事件の14年前に、『愚行 タイタン号の遭遇』という一冊の本が発売されていました。

 

この本の内容は豪華客船タイタン号が氷山に激突して沈没するという小説で、驚く事にタイタニック号の事故と様々な内容が酷似していた。

 

船の名前から、大きさ、乗客数、速度、救命ボートの数など細部にいたるまで偶然とはとても思えないほどよく似ていたのである。

 

 

■編集者評

人間が深層無意識で皆繋がっているという話は何だか、夢見たいな話ですけど、ちょっと本当にありそうな気がします。

 

人類が誕生して間もない頃、意思疎通ができないにも関わらず類似の発明や文化が大陸を越えて起こった事など、シンクロニシティの思想が本当でなければ説明できないことが世の中には多すぎると思うからです。

 

人類皆が、根本でつながっているのなら、世界中の争いや紛争を無くすような他人への思いやりをもっともててもいい気がしますけど。

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【サルでも分かるビジネス書&ビジネスモデル】

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