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ツァラトゥストラはかく語りき(メルマガ20号)
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学
 
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サルでも分かるビジネス書andビジネスモデル(第20号)
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拝見して頂きましてありがとうございます。
メルマガを発行しているシン@読書です。
すっかり年末になりましたねー。
仕事が忙しすぎて、休みになるまで全く年末気分が起きません
でした・・・
日本人って働きじゃないですかねー。
ライフワークバランスって何だろう・・・
(序文)
皆さんは哲学書を読みますか?
私は本に影響されやすいので、哲学書を読むと著者がのりうつった
んじゃないかと思うほどのめり込んじゃいます。



















時にはちょっと変な方向に思想がいっちゃいますけど、そんな一時が
結構嫌いじゃないです。






今回は、私が以前大好きだった、哲学書を優しく読み解くフジテレビ
番組からご紹介します。
〔哲学書紹介〕
書籍:ツァラトゥストラはかく語りき
著者:フリードリッヒ・ウィルヘルム・ニーチェ
著者紹介:ドイツの哲学者。キリスト教やそれまでの哲学における伝
統的価値に代わる新たな価値の創造を課題として研究し、本書ではそ
の新たな価値の体現者としての「超人」という概念を提示した。
父親が牧師だった為、ニーチェはキリスト教に精通し「小さな牧師さ
ん」と呼ばれていた。
後で紹介する永遠回帰という重要な概念を創造した。
彼の最後は精神に異常をきたし、友人に狂気の手紙を送ったという。
天才と変人は紙一重なんですかねー・・・
 
 
     概要
この本のあらすじはというと、哲学者のツァラトゥストラが山中での
孤独な生活で蓄えた叡智を、人々に分かち与えるために山を降りてい
くという、それはそれは単純なストーリー。
ツァラトゥストラとは実はニーチェの分身なのです。
例えるならば、女優の柴咲コウと歌手のRUIのような関係だ。







 
     神は死んだ
神は死んだ。
聞いた事がある方もいらっしゃるかもしれないですが、ニーチェの言
葉の中で、一番有名な言葉の一つです。
ちょっとカッコイイこの言葉ですが、どんな意味なのでしょうか?
神とはずばり、キリスト教の神様、イエスキリストの事です。
ニーチェの生きた19世紀のヨーロッパでは、人々の道徳の基本とな
っていたのは、キリスト教の教えだったのである。
しかし、そんなキリスト教に対し、ニーチェはこう考えた。
 
『弱者のルサンチマンが生み出した幻想に過ぎない』
 





さて、このさっぱり分からないこの言葉。
この言葉を女性にとても関心のあるダイエットで紐解いていきます。
 
     ダイエットと神は死んだ??
ある時A子さんは「ダイエットしなきゃ!」と思いました。
人間誰でも今の自分よりも良くなりたい、よりパワーアップして価値
を高めたいという意思を持っています。
これが、ニーチェのいう「力への意思」という概念です。
A子さんは思った。「ダイエットは辛いなぁ、やりたくないなぁ、やら
なくても自分が傷つかずにすむような逃げ道はないかなぁ・・・あぁ!
あった!・・・フン!スタイルがなんだっていうの?人は外見でなく
中身が大切よ!体で無く心よ!神様だってそういうわ!だからダイエ
ットなんて必要ないの!!べ〜、ブルンブルン!!」
 
つまり、現実の世界では自分が負け組でも、心の世界では勝ち組。
これがニーチェのいうルサンチマンなのです。
ダイエットの苦しさに耐える事ができず、「肉体よりも精神が大切だ」
と価値を捻じ曲げてしまう事なのです。
 
■道徳
更に、A子さんは、ダイエットに励んでいるB子さんに突如として説教
を始めました。
「そんな外見ばかりきにしてどうすんの!人間は中身が大切なのよ!
ユニクロを着てても、心はフェンディ♪」
 
これが、ニーチェの言う道徳です。
この道徳とは神の言う究極の価値であり、ダイエットをしなくて良い
根拠でもあるのだ。
しかも、ダイエットの挫折の背景とキリスト教が生まれた背景はちょ
っと似ているのです。
キリスト教が誕生する土壌となったのは、ローマ帝国により支配され
た人々の社会。
そんな彼らの生活は辛く苦しいものであったが、今は不幸でも、いつ
か神の国で救われるんだという神への信仰が、支えになったのです。
 
つまり、ニーチェの説によれば、抑圧された「力への意思」が、神を
捏造してしまったと考えられるのです。
という事は、神はあるのではなく、あったほうが都合が良かったから
できたという事。
すなわち、神は最初から存在しなかったのだ。
 
 
     永遠回帰
世界はビリヤードの玉みたいなもので、出現するパターンが決まっ
ている。
だから、無限の時間の中では、同じことが無限に繰り返される。
極端な話、宇宙が生成して、銀河系が生まれ、地球の歴史が始まり
、いつか滅んだとしても、また同じ銀河系が生まれ、今と全く同じ
地球が始まる・・・
したがって、宇宙は永劫にくり返す円環運動であり、人間の生も同
様に、歓喜と苦悩をのせたまま永遠に回帰して止まらない。
したがって、これは来世も彼岸もあるわけではなく、瞬間瞬間の充
実にこそ意味があるという考え方。
 
・・・上記の説明だと何の事だかわかんないですよね?
ではまた、これをダイエットでご説明しましょう。
 ダイエットの最中にA子さんはこう思いました。
「いつかはこの苦しいダイエットも終わるんだぁ・・・」と、確か
にそうかもしれない。だが、本当にダイエットはゴールをもった直
線なのだろうか?
もしかしたら、グルグルと同じところを回っているのではないだろうか?
ダイエット→リバウンド→ダイエット→リバウンド・・・。
人生も、これとまさに同じです。
神が死んでしまったこのゴールの無い世界では、無意味な出来事が
永遠にくり返される。
これが、永遠回帰という思想です。
 





    
ではどうする!?



そうです、ダイエットが永遠に続くゴールの無い道のりなら・・・
また、人生は永遠に続くゴールの無い道のりなら・・・私達はどう
すればいいのでしょうか?
答えはこれです。
 
「これがダイエットか!ならばもう一度!!」
 
そう、あなたは、ダイエット終わったら焼肉を食いまくるぞー!等
と考えてはいけない。
苦痛の分だけ、A子さんは力強く生きている事を実感できるのである。
つまり、ダイエットそのものを愛すると言うことだ。
このように、人生を苦しみ込みで肯定することをニーチェは運命愛
と呼んだ。
 ■まとめ
人生の醍醐味。それは永遠に止まらない苦しみを乗り越えて新しい
価値を生み出すこと。
それは今の自分を乗り越えること。
喜びも苦しみも受け入れて人生を愛する。
そんな、ゴルゴ13のデューク西郷みたいな、ストイックな人生は
いかがでしょう?
 
 
     編集者評
「神は死んだ」こんな挑戦的な言葉を幼少の頃から、キリスト教を
信仰してきたニーチェが生み出したと言うのは何とも皮肉な話です。
私自身、特に信仰が無いので、信仰深い方の気持ちは分かりません
が、自分の信じていた神が死んだ、更には元から存在しなかったと
いう思想を聞き当時のキリスト教信者の方たちはどういう気持ちだ
ったのでしょうか?
当時の反響が目に浮かびます。
神を作りだしたのは、悲惨な環境から自らを守る為に創り出した言
い訳と言うのは言い過ぎかもしれませんが、辛ければ辛いほど大き
な言い訳や支えを生むというのはあると思います。
私自身、哲学とは自分を守る為の宗教であり、理論武装であり、言
い訳であると思います。
ただし、完璧に綺麗な水の中で、魚は生きられないのと同様に、人
も完璧で綺麗で正しい思想の中では生きられないのだと思います。
哲学者に精神を病む方が多いように。
自分の身の丈を超えた、教科書の様に正しい思想を信じるのではな
く、自分を厳しく律する思想と寛容に慰める事ができる自分に優し
い思想をバランスよく自分の哲学として創り上げていくことが大事
なのではないでしょうか?
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